5月20日山形県県民会館 山辺町立山辺中学校
山辺町立山辺中学校のみなさんと
 この『虹』という曲を再び部員全員で合唱することができたこと。また、この曲を大勢のお客さんの前で森山直太朗さんと合唱することができたこと。これら全てのことに対して、私は感謝の気持ちを伝えたいと思います。
 この春は私たちに「出会い」と「別れ」を深く感じさせてくれました。まず、高校1年生は中学校という場所に別れを告げ、高校という新しい世界で生活し始めました。そして、中学2、3年生は今まで私たちの合唱を指揮してくださった顧問の先生と別れ、新しい顧問の先生を迎え、部活動の新たなスタートを切りました。出会いと別れを体験した今、『虹』の詞のことを考えてみると「あそこはこういうことを伝えたかったのではないか」「あの詞はこういうことを意味していたんだ」といろんなことが浮かんできます。しかし、生活する場所が全くバラバラになってしまった以上、再びみんなで合唱することはできないだろうと思いました。『虹』という曲も「NHK全国学校音楽コンクールの課題曲で森山直太朗さんが作詞・作曲した曲」程度の存在になっていたかもしれません。
 しかし先日、私たちは『虹』をまた合唱することができました。それも、あの森山直太朗さんと一緒に、です。あのときの感動と興奮は多分一生忘れられないだろうと思います。ステージで『虹』を歌いながら、私はコンクール前の日差しが照りつける中、何時間も『虹』を歌い続けた日々がよみがえってくるようでした。そして改めて合唱のすばらしさや、奥深さを感じることができました。また、森山直太朗さんの姿を見て歌に対する情熱やひたむきさを学ぶことができたように思います。
 今回、この企画に参加することができ、本当にうれしく思います。ステージで歌った仲間たちとは、また別々の性格をしだしたわけですが、『合唱』という一つのことを通して私たちは「つながって」いるということを私は感じています。
 今年のNHK全国学校音楽コンクールのテーマは「つながる」だと聞いています。この春出会った人とも別れた人とも、その人のつながりを大切にしてこれから生活していけたらいいなぁと、私は思っています。今回の企画で出会うことができた森山直太朗さん、コンサートスタッフの方々。そして再会することができた顧問の洋子先生、部員のみんな、全ての方々に心からの感謝を込めて「ありがとうございます」と一言だけ私は言いたいと思います。
山辺町立山辺中学校 前部長 渡邉友理